TotalSegmentator Wrapper for Mac

公開アルファ版(試用段階)0.1.1 ・ Apple Silicon搭載Mac ・ macOS 13以降

Mac内処理|研究・教育用

医科用CT/歯科用CBCTから、顎骨・歯などを自動抽出して3D表示

DICOM形式のCT/CBCTデータを選ぶと、顎骨・歯などの候補を自動で抽出し、Mac上で3D表示して確認できます。 研究用のNIfTIファイルにも対応しています。

まずは下の3Dサンプルで、表示内容と操作方法を確認できます。

Apple Silicon Mac用インストーラー(DMG):47.4 MiB

公開アルファ版(試用段階)です。画面や出力形式は変わる可能性があります。初回起動時に動作に必要なファイルを取得します。初回3Dプレビュー作成時にも追加のデータ取得があり、回線速度によりしばらく時間がかかる場合があります。詳しくは使用上の制限を確認してください。

付属サンプルを3Dビューアーで表示した画面。顎骨、歯、歯髄腔の推定領域を個別に表示できる。

付属サンプルを3Dで操作

ボタンを押すと、約7.2 MBの3Dデータを読み込みます。

読み込み後は、ブラウザ上で回転、拡大縮小、表示方向の変更、構造ごとの表示切り替えを操作できます。 動作が遅い場合は、3Dサンプルを別タブで開くを選択してください。

このアプリでできること

CT/CBCTデータからAIによる自動抽出結果を作成し、ブラウザ上の3Dビューアーで確認できます。

CT/CBCTから3D表示を作成

通常のCT/CBCTとして確認できるDICOMフォルダ、またはNIfTIファイルを入力として、顎骨・歯などの推定領域を自動抽出し、3D表示用のデータを作成します。

ブラウザで3D結果を確認

作成された確認画面(HTMLビューアー)で、回転、拡大縮小、表示方向の変更、構造ごとの表示切り替えを確認できます。

入力と出力

入力できるデータと、作成されるファイルの一覧です。

入力
  • 通常のCT/CBCTとして確認できるDICOMフォルダ
  • NIfTIファイル(.nii/.nii.gz)
出力
  • 自動抽出結果の保存ファイル(NIfTI)
  • 3Dで確認するための画面(HTML)
  • 3D表示用ファイル(STL)
  • 処理記録(ログ)

インストール手順

ここでは試用までの流れを簡単にまとめます。

事前準備

M1/M2/M3/M4などのApple Silicon搭載Macとインターネット接続があれば始められます。追加のアプリや専門的な設定作業は不要です。

1

インストールファイルを保存

下のボタンを押し、DMG(Mac用のインストールファイル)を保存します。

アプリをダウンロード
2

「アプリケーション」フォルダへ移動

ダウンロードしたDMGを開き、TotalSegmentator Wrapper for Macを「アプリケーション」フォルダへドラッグします。

3

アプリを開いて初期設定

初回起動時に、動作に必要なファイルを取得します。初回3Dプレビュー作成時にも自動抽出に必要な追加データを取得するため、回線速度により数分以上かかる場合があります。

データと通信

画像処理はMac内で行います。外部へ送信しないデータと、インターネット接続を使う場面をまとめます。

  • 選択したCT画像、作成された結果、保存場所の情報、処理記録は、処理のために外部へ送信しません。
  • 初期設定、初回3Dプレビュー作成、更新確認など、アプリ自体に必要な情報の取得ではインターネット接続を使います。
  • TotalSegmentator側の利用状況送信設定は、このアプリの初期設定時にオフにします。

使用上の制限

  • 研究・教育用のアプリです。医療機器として提供するものではなく、診断や治療計画などの臨床判断には使用しないでください。
  • AIによる自動抽出結果には誤りが含まれることがあります。結果を評価する場合は、原画像との照合と専門家による目視確認が必要です。
  • 3D表示用データ(メッシュ)は、歯科CAD/CAMや3Dプリント用の製作用データではありません。寸法精度や適合精度を保証するものではありません。
  • ローカル処理は匿名化を意味しません。入力データ、フォルダ名、作成された確認画面(HTML)、自動抽出結果には患者由来の情報が含まれる場合があります。

今後の展望

公開アルファ版として、実際のCT/CBCTデータでの動作を確認しながら改善していきます。

読めないDICOMの改善

通常のCT/CBCTとして確認できるDICOMフォルダでも読み込めない場合は、改善の参考にしたいので状況を教えてください。患者情報を含むファイルは送らず、まずは読み込めなかった状況やエラー内容だけ共有してください。

3D Slicerへの引き継ぎ

今後、作成した結果を3D Slicerで確認・活用しやすくするためのデータ引き継ぎ機能を開発予定です。